【まとめ】石鹸と合成洗剤の見分け方

液体だから合成洗剤、粉末や固形だから石鹸、というわけではありません。

このページでは、石鹸と合成洗剤の簡単な見分け方について説明します。

石鹸と合成洗剤の簡単な見分け方

石鹸と合成洗剤を見分けるには、まず成分表示を見ることです。

成分表に、石鹸素地、カリ石鹸素地、純石鹸分（脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム）などの表示があれば石鹸と判断できます。

つまり、成分表示に、石鹸、石けん、セッケンという文字がなければ合成洗剤と判断して間違いありません。

化粧品としてのフェイシャルソープやハンドソープなどの場合は、少し難解です。

その理由は、石鹸か合成洗剤を区別する表示がないからです。

石鹸か合成洗剤かを調べる方法

成分表だけで分かりにくい場合には、お酢を使って石鹸と合成洗剤を簡単に区別することができます。

お酢を使えば、すぐに石鹸か合成洗剤かを調べることができます。

調べたいものが粉末の場合は水に溶かし、液体の場合はそのままの状態で試験管に入れます。

その中にお酢を少し加え、よく振ります。

合成洗剤の場合は、液は透明で泡は消えませんが、石鹸の場合泡は消え、白い沈殿物ができたり、白く濁ります。

これは、酸性の酢でアルカリ性の石鹸は中和したために泡が消えたのです。中性のものとは反応しないので変化は少ないです。

-よくあるご質問