コールドプロセス製法|石鹸の作り方

コールドプロセスで作られた上質な石鹸

コールドプロセスの洗顔石鹸

石鹸の作り方には、いくつかの種類があります。

無添加スキンケア化粧品ジェンティールは、スキンケア効果の高い無添加洗顔石鹸を作るために、高品質の植物オイルとアルカリの化学反応熱だけで作るコールドプロセス製法にこだわりました。

ジェンテール化粧品の洗顔石鹸「プレミアム・フェイシャルソープ」は、高品質な原材料の良さを壊さない「コールドプロセス製法」で作られております。

コールドプロセス製法にこだわる訳

残念ながら・・・ 高品質な原料に美容効果の高い成分を配合し、無添加で石鹸を作ったとしても、「極上の無添加洗顔石鹸」とはならないのです。

料理に例えるなら、使う材料が同じでも、作り方によって出来上がった料理のおいしさは違いますよね。

石鹸も使う原料が同じでも、作り方によって肌に良い石鹸とそうでない石鹸になってしまうのです。

石鹸の作り方として、市販されている安価な石鹸の製造方法である中和法や、油脂とアルカリを高温加熱して作るホットプロセス製法などはよく知られている製造方法です。

コールドプロセス製法という石鹸の作り方は、高温で加熱するのではなく、油脂とアルカリ製剤の反応熱だけで作る大変難しい製法です。

油脂とアルカリ成分を混ぜて火にかければ、あっという間に石鹸が出来上がってしまうのですが、長時間高温で加熱してこだわりの原料の質が低下するのはもったいないことです。

コールドプロセス製法が優れている点

  • 熱を加えずに自然に熟成させるため原材料の油脂が変質しずらく、酸化しずらい。
  • 植物オイルに含まれている天然の保湿成分グリセリンが石鹸の中にたっぷり入っている。
  • スキンケア効果の高い植物オイルの美容成分を石鹸の中に残すことができる。
  • 油脂を多く含むマイルドな使い心地のスーパーファット石鹸にすることができる。

つまり、コールドプロセス製法とは原材料の良さを際立たせる上質な石鹸の作り方なのです。

コールドプロセスで作られた石鹸が少ない理由

コールドプロセス製法は上質な石鹸の作り方なのに、なぜ市販の石鹸にはあまり見られないのでしょうか?

実は・・・ コールドプロセス製法は、石鹸が出来上がるまでに時間と手間がかかり、品質の管理も難しいので作る人が非常に少ないのです。

このため、大量に生産する場合などは、非常に経済効率が悪くなってしまうのです。

無添加洗顔石鹸「プレミアム・フェイシャルソープ」は利益を度外視し、品質のみに重点を置き、無添加・手作りにこだわった極上の洗顔石鹸と言えるのです。

石鹸の作り方の紹介

ホット・プロセス製法(釜焚き製法)

手早く簡単に作ることができる手作り石鹸の作り方です。油脂とアルカリ性剤を混ぜ合わせた生地を加熱して作ります。加熱するので、熱に弱い成分に影響が出てしまいます。ホットプロセス製法の石鹸はすぐに使える、というメリットがあります。

コールドプロセス製法(冷製法)

油脂とアルカリ性剤を混ぜた時に発生する熱を利用して鹸化させ、その後は熱を冷ましながら1ヶ月以上かけて石鹸を仕上げていきます。これにより熱にデリケートな成分にも影響が出ず、保湿剤であるグリセリンや油脂の中に含まれている有効美容成分を残すことができます。 また、適度に油脂が残っているため、マイルドで市販の石鹸とは違った使い心地になります。完成までに時間はかかりますが、古来から伝わる最もシンプルな石鹸の作り方です。

中和法

大量生産される一般的な石鹸のほとんどがこの中和法で作られています。油脂を分解して取り出した脂肪酸だけを使って作ります。中和法を使えば、たった数時間で石鹸が完成するので大量生産が可能となります。 グリセリンを含まないため洗浄力が強いので、肌にキツイと感じるかもしれません。グリセリンや保湿剤を後から添加している石鹸もあります。

2022/10/05