石鹸で髪を洗うときしむのはなぜ?

2016/08/12

お客様からのご質問にお答えします

キューティクルが開き摩擦が増えます

毛髪の表面はキューティクルと言われるうろこ状のもので覆われています。
髪のキューティクルがもっとも安定しているpHは弱酸性(pH4.5~6)ですので、
弱アルカリ性の石鹸でシャンプーするとキューティクルは開く性質があります。
髪のキューティクルが開くと髪同士の摩擦が増えるため、きしみを感じるようになる訳です。
キューティクルが開いた状態で髪同士がこすれあったりすると髪が傷む原因となりますので、
シャンプーをする時は、髪を強くこすり合わせるような洗い方は避けましょう。

「石鹸シャンプーのやり方ページ」はこちら>>>

石鹸シャンプーの後はリンス

酸性リンスを使う理由

石鹸でシャンプーした後は、酸性リンスを使いますが、
その目的は、石鹸で弱アルカリ性に傾いた髪を、酸性のリンスで中和させることにあります。
弱アルカリに傾いた髪の毛を酸性リンスで中和させると、開いたキューティクルが閉じてきしみは取れます。
また、酸性リンスは石鹸シャンプーによって髪についてしまった石鹸カスを取り除く作用もあります。

合成シャンプーがきしまない理由

石鹸と違い、合成シャンプーはphを弱酸性に調整されていて、ポリマーやシリコンなど指通りを良くする成分を添加しているため、きしみを感じることがないのです。

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