石鹸シャンプーはパーマやヘアカラーがとれやすいですか？

お客様からのご質問にお答えします

カラーリングした髪を石鹸シャンプーで洗うと、色落ちは早まります。

また、パーマをかけた髪を石鹸シャンプーで洗うとパーマは早く緩みます。

石鹸シャンプーでパーマやヘアカラーがとれる理由

カラーリングは髪をアルカリ性にして、キューティクルを開かせて髪の毛に染料を入れています。

パーマは髪をアルカリ性にして、キューティクルを開かせて薬剤を髪の毛に入れやすくしています。

アルカリ性の石鹸を使ってシャンプーすると一時的にキューティクルが開いてしまいますので、ヘアカラーをした髪から色が抜けたり、パーマが緩みやすくなったりするわけです。

また、髪を覆う石鹸カス（金属石鹸）が原因でパーマがかかりにくくなったり、ヘアカラー剤が入りにくくなることも考えられます

石鹸でシャンプーした後は、クエン酸リンスなどの酸性の液体を使って中和し、キューティクルを閉じ、石鹸カスを洗い流す必要があります。

ヘナでヘアカラー

アルカリ性のヘアカラーと石鹸シャンプーとの相性が悪いことはご理解いただけたと思いますが、石鹸で髪を洗いたい、でもヘアカラーをしたいという人にはヘナで髪を染めるのがおすすめです。

ヘナは、石鹸シャンプーとの相性は割合良く、トリートメント効果もありますので、石鹸シャンプー派の人でヘアカラーはヘナを使用している人は多いようです。

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