ククイナッツオイルとは

石鹸専門用語「ククイナッツオイル」について

ククイナッツオイルとは、ククイ「kukui(ハワイ語)」の木の種子から採れる油。

ククイナッツオイルというとハワイというイメージですが、ククイの木の原産地は東南アジア。

ククイはハワイの州木に指定されていて、ククイの木の実であるククイナッツは結婚式で身につけるレイ(ククイレイ)として使われハワイ文化には欠かせないものです。

マカダミアナッツに似た形をしているククイナッツには、50%以上もの脂肪分が含まれていますが、採れる油は食用にはできません。ククイの種子から採れる油に火をつけて照明具として使ったことから、ククイの木の英語名は「candlenut(キャンドルナッツ)」と呼ばれています。

ククイナッツオイルは粘性が低くサラッとした使用感が特徴ですが、大変デリケートで酸化しやすい性質なので、冷暗所で尚且つ空気に触れないように保存し、開封後は1ヶ月以内に使い切るようにしましょう。

ククイナッツオイルの脂肪酸構成比率はリノール酸40%、リノレン酸30%、オレイン酸20%となっています。リノール酸やリノレン酸が多く含まれているためククイナッツオイルを石鹸の原料として使用した場合、なめらかな使用感となりますが、柔らかく溶けやすい石鹸となります。

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