石鹸素地とは

2021/02/08

石鹸専門用語「石鹸素地」について

脂肪酸(油脂)と水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)、あるいは水酸化カリウム(苛性カリ)を混ぜて化学反応させたものが「石鹸素地」です。

「水酸化ナトリウム」や「水酸化カリウム」と聞くと劇薬のイメージを持たれる方もいますが、石鹸を作るには必ず必要な物質です。

また、石鹸は紀元前2800年頃から使われ続けてきた長い歴史の中で安全性が確認されている数少ない物質のひとつなのです。

石鹸素地とは石鹸の主原材料です。

石鹸の使用感などは、この石鹸素地によって決まります。

石鹸素地

脂肪酸(油脂)と水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)が中和結合してできた化合物である脂肪酸ナトリウムは、主に固形や粉状の石鹸になり、「石鹸素地」と表示されます。

カリ石鹸素地

脂肪酸(油脂)と水酸化カリウム(苛性カリ)が中和結合してできた化合物である脂肪酸カリウムは、主に液体の石鹸になり、「カリ石鹸素地」と表示されます。

カリ含有石鹸素地

水酸化カリウムと水酸化ナトリウムを併用することもあり、これによってできた石鹸は、「カリ含有石鹸素地」と表示されます。

 

石鹸素地の成分表記が「石鹸素地」もしくは「カリ石鹸素地」、「カリ含有石鹸素地」と「水」以外の表示がなければ、その商品は石鹸素地100%の石鹸ということになります。

原材料が違えば石鹸素地の性質も変わる

石鹸の性質は脂肪酸の種類により変わります。

例えば・・オリーブ油で作られた石鹸は人の肌の脂肪酸とよく似たオレイン酸を多く含んでいるため、必要な皮脂は残しながら余分な汚れを落とし、潤いを与えてくれます。

また、ヤシ油で作られた石鹸はラウリン酸が多く含まれており、水に溶けやすく泡立ちがよい洗浄力のある石鹸に仕上がります。

-石鹸用語集

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