牛脂とは
石鹸専門用語「牛脂」について
牛脂は、何百年も前から石鹸の原料として使われてきた油脂。
牛脂100%で作られた石鹸ですと泡立ちが悪く使いづらくなってしまいますが、ココナッツオイルと組み合わせることによって泡立ちの悪さをカバーすることができます。日本で販売されている浴用石鹸のほとんどが、牛脂とココナッツオイルの組み合わせになっているのはそんな理由からです。
牛脂の特徴はステアリン酸という脂肪酸を多く含んでいる点。
ステアリン酸を多く含む牛脂を原料に使うと、固くて溶けにくい石鹸を作ることができますが、石鹸カス(金属石鹸)が出来やすい石鹸となってしまいますので、肌の上に膜がはったような重い洗い上がりとなってしまいます。
牛脂の融点は、人間の肌の温度よりも高いので、肌にのったときは液体にはなりません。
植物オイルが原料の石鹸とくらべて、牛脂を使った石鹸がかなり重たい使用感になる理由は融点の高さにあります。
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