ココアバターとは

石鹸専門用語「ココアバター」について

ココアバターとは、カカオ豆から搾取される固体の脂肪分のことで、カカオ豆の中には約50%含まれています。
カカオバターとも呼ばれることもあります。

ココアバターはステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸という3種類の脂肪酸だけで約90%を占めていて、低温では固く、約30℃程度で急激に溶け始めるのが特徴。

ココアバターには、ポリフェノールなどの抗酸化物質が含まれているため、酸化しづらく長期保存が可能な油脂です。

ココアバターは、パルミチン酸やステアリン酸などの飽和脂肪酸を含んでいますので、溶けにくい硬い石鹸作りに適した材料となります。ココアバターを配合した石鹸は保湿力が高くなりますが、あまり多く入れすぎると、肌に張り付くようなベタベタした重い感触になります。

余談ですが、
カカオ豆からココアバターを取り除いた残りカスを粉末にしたのがココアパウダー、
カカオ豆に砂糖・生クリーム・ココアバターなどを加えたものがチョコレート、
ココアバターに砂糖などを加えるとホワイトチョコレートとなります。

-石鹸用語集

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