逆性石鹸とは

2016/08/18

石鹸専門用語「逆性石鹸」について

石鹸と聞くと汚れをよく落とすように思いますが、逆性石鹸は普通の石鹸と違い、殺菌だけを目的に作られた石鹸のこと。「石鹸」という呼び名でありながら泥汚れや皮脂汚れを落とすことはできません。

普通の石鹸が陰イオン界面活性剤であるのに対して「逆性石鹸」は陽イオンの逆の性質であるために「逆性石鹸」と呼ばれています。

殺菌力を持たせようとして、普通の手洗い液体石鹸などに混ぜて使用すると、互いの性質が逆なので、特徴を打ち消し合ってしまい効果がなくなってしまいます。

逆性石鹸で殺菌しようとする場合は、
先に普通の石鹸できれいに汚れを落としてから使用しないと効果はありません。

逆性石鹸に殺菌力がある理由は、陽イオンが細菌やカビなどのタンパク質で出来ている細胞膜を破壊するからです。ですから、細胞膜を持たないウィルスやボツリヌス菌、ウェルシュ菌などには効果はありません。
このように、逆性石鹸にはタンパク質を変性させる力があるので、普通の石鹸よりも手は荒れやすいことになります。

医療の現場では、病室の前などにアルコールなどの消毒液が置かれていることもありますが、逆性石鹸も同じくよく用いられます。また殺菌効果を高めるために逆性石鹸にエタノールを混合して使うことも多いようです。

-石鹸用語集

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